決算書分析(過去計数)においては
利益の増減要因分析、資金増減要因分析が簡潔に行えます。

よって、取引金融機関に対する、「決算説明」、融資申し込み時の「経営状況説明」、また中小機関支援機関の「経営力向上計画策定支援」、「経営サポート保証」等に有効です。

 

 

膨大かつ複雑な財務データを活用する側にとって専門的な会計知識不要で、明快かつ単純な数字に細分化し目標、現状、問題(課題)の筋道を立てながら見える化できます。
精緻な従来の伝統的財務分析から導き出されたデータは、必ずしも改善に結び付きません。本システムはまず、「会社の数字」をざっくり(マクロ的に)掴み、実数を数桁の「計数」にまとめて問題(課題)を明確化し、解決策をシュミュレーションできます。会計の桁数の多い実際金額はほとんど必要としません。1.05とか0.95といった有効桁数2~3桁の数字(比率・倍率)を入力するだけで初期の目的を達成できます。その点、会計資料になじみにくい中・小企業経営者や技術系出身経営者の方々にはより有効であると思慮します。

「経営戦略」の損益・資金面評価以外にも、工数削減、稼働率や材料の歩留まり率の変動、内外作(プロセス・ミックス)の変更が原価や期間損益に与える影響をスピーディに測定評価できます。
「どうすれば利益ができるか」短・中・長期的な視点で簡潔にシュミュレーションできます。

 従来の伝統的財務分析とは異なった方法論を提供しますので経営者、経営管理者の方々は、もちろんのこと、特に日頃取引先企業の経営改善に尽力されている金融機関、中小企業支援機関、経営コンサルタント、商工会議所、商工会の経営指導員の方々に推奨します。
 経営改善における「黒字化」の立案と検証に時間と手間をかけずに数多くの仮設の中から最適解を選択し、企業の振興と業務の効率化に役立ていただければ、これに過ぎたる喜びはありません。

 どんな時代がこようとも、あなた自身やあなたの会社には生き抜いていただきたい、ゆえに「計数力」で問題解決策に筋道を立てて「仮説立案・検証」できる思考力で混沌とした環境を乗り切っていただきたい、このことがここ数年このシステム開発中にずっと心にあり続けた強い思いです。

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